毛の成長サイクル
体の毛の成長サイクル期間は、髪の毛が一番長くて3〜5年、短い眉毛だと3〜4ヶ月ほどで生え代わり、実際に皮膚から出ている毛は全体の3分の1程度と言われています。毛はどれも休止期・退行期・成長期を繰り返して生えてきます。
脱毛を行う場合、成長期のタイミングで行うと永久的に脱毛されるといわれています。これは脱毛するには毛根を破壊しなければならないのですが、毛と毛根が直接繋がっている成長期でないと毛根にダメージが届かないという事に由来しています。
結構このサイクルが脱毛とは密接に関係しています。
成長期
毛細血管から栄養が送られはじめて、毛がどんどん伸びていきます。最も成長が盛んな時です。
退行期
毛母細胞の分裂が衰えてきて、毛の成長も止まり始めます。また毛球が毛乳頭から離れ、上へ押し上げられます。毛に栄養が送られなため、毛球は小さくなり細くなります。
休止期
毛乳頭が皮下組織から離れ、毛の成長が止まります。毛母細胞も活動しなくなります。この時期の毛が抜け毛となります。次の成長期がくるまで毛の発毛はストップします。
毛の生えるタイミングはバラバラ
同じ箇所でも毛1本ごとに成長サイクルはバラバラです。1回の脱毛で全ての毛が脱毛できないのはこのためです。やはり脱毛には回数と継続が必要なのです。ペースとしては大体2ヶ月くらいの間隔でエステサロンや医療機関に通うと効果があると言われています。
一方で家庭用脱毛器の場合は自分のペースで好きな時に脱毛できますから、レーザーや光の出力が弱くても回数でカバーしていける利点があります。肌荒れも起きにくいのも利点ですね。とはいえ自分の肌の状態をしっかりと見極めて、乱用することは避けましょう。
